2008年10月31日

グッドイヤー製法靴の修理(オールソール、底交換)



古いJ・M・ウェストンの靴の底交換を依頼されました。

市販靴ですが、10万円ほどもする高級靴です。
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かなり古いようで、アッパーも傷んでいますが、まだまだ履けそう。

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底は前部に穴が開いていて、オールソール交換が必要です。

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分解していくと、高級な靴ですがやはり市販靴、案外簡素な作りという印象、かかとは鉄製の釘で止まっているだけ。

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底を全部はがして、ウエルト部分に残った出し縫い糸を一つづつはずしていきます

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きれいに糸を取れました

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やはりかなり古いと見えて、ウエルトを縫うためのリブという布製の山が一部、剥離しています。木製のシャンクも折れていました。(木製のシャンクを使っているあたりはやはり高級靴ですね)

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リブを接着し、シャンクをファイバーで補強して、コルクを詰め形を整えます。

 
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底の革を付け、隠し縫いの出し縫いをするための切れ目を入れます。

 
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出し縫いをして切れ目を伏せます。このあたりは当店のハンドソーンウエルト製法と同じ作り方です。

  
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出し縫いはもともと縫ってあった穴にうまく針が通るように縫っていきますので、ウエルトを傷めることはありません。

 
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踵の取り付け作業・市販品の製造のように形になったものをそのまま取り付けるというわけにはいきません。

踵のカーブ、形に合わせて丁寧に削って合わせ、ペースという木製の釘で止めます。

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滑り止めゴムの付いた化粧革をとりつけ

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着色して仕上げます。

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底だけ見ると、新品の靴のようにきれいになりました。

 
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アッパーも磨き上げて、内部を修理し、きれいになりました、アッパーの皮革が質の良いものなので、古くても磨けば味が出てよい感じです。

グッドイヤー製法の靴ならではの底を交換して手入れすれば、長く履けるという良い例ですね。



修理といえ、ハンドソーンウエルト製法の靴を製作しているからこそ、丁寧な、きめ細かな対応が可能です。

「上記、底交換&補修の料金 ¥12500円 」 でした。





       


2008年10月16日

ゴルフシューズ



サドルシューズのデザインで、圧着製法のゴルフシューズを製作しました。



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圧着製法スポンジ系底材で軽く仕上がっています。

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もちろんスパイクピンをご自分で交換できます。

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この数年はスパイクを取り付けるための金具の入手が困難でゴルフシューズのオーダーメイドをご依頼いただいても断わっていましたが、代用できるものを見つけましたのでオーダーの製作可能です

このようなタイプの圧着製法なら、通常の5000円ほどのアップです。(スパイク含まず)。色は限られますが、撥水加工された皮革もご用意できます。



ゴルフのようにスポーツシューズは足にあっていないと、せっかくの楽しみ苦しみに変わってしまうことも。

脚長差があったり、足にトラブルがある、市販品で合うものが無いなど、お困りの方、お気軽にご相談ください。


2008年10月10日

社交ダンス用靴 ラメ&ゴールド



ラメ加工された皮革とゴールドメッキされた皮革を使い、製作した社交ダンス靴、華やかな舞台にぴったりのキラキラゴールド。 

当店の店主は社交ダンス暦も20年ほどのベテランです。



 



 
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2008年10月09日

ハンドソーンウエルト製法靴をゴルフ靴へリフォーム

ハンドソーンウエルト製法で製作された靴をゴルフシューズへリフォームしてほしいという依頼
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脚長差が5cmほどあるので、市販のゴルフシューズが履けないため、十数年前にオーダーメイドで製作した、靴内部で左右差をつけた靴を、ゴルフシューズにリフォームしました。
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古い靴なので、分解するとウエルトの縫いがほつれて弱くなっていたので、ウエルトを一部分縫い直して補強しました。

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ゴルフシューズの製作は滑り止めのスパイクを 取り付ける加工が必要で、この数年は、取り付けに必要な台座が入手困難になっていて、オーダーでの製作も、リフォームも断らざるをえない状況でしたが、何とか代用できる部品を入手して、少し加工して使用しました。





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これで、底替え出来る靴であればリフォームでゴルフ用スパイクを取り付けることも、オーダーメイドでゴルフシューズを製作することも、出来そうです。

脚長差が有る方の製作例



脚長(脚の付け根からかかとまでの長さ)に差があるお客様



製作例1



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一見、普通の靴ですが・・・。

 
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底の厚みで15mm程度、中敷で5mm程度の補高をして合計20mmの差をつけてあります。



 製作例2



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パンプスですが、ヒール部分で10mm程度、中敷で20mm程度合計30mmの補高



長年、脚長差が有るまま生活してこられた方が、 いきなりその差をなくせば、やはり違和感も生まれますので、 お客様の感覚を大事にして、ご相談、調整しながら、 どのように製作してゆくかを決めさせていただきます。  

左右50mm、80mmといった大きな差が有る製作実績も有ります。


2008年10月08日

雑誌記事からのデザイン

雑誌の記事に掲載があったデザインと同じような靴がほしいと、探したがなかなか見つからないとのことで、ご注文いただきました。

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某メーカー製のサンダルですが、ハワイで8万円で購入と言う記事。

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お客様の足に合わせ、ヒールの形や高さなど、細部はアレンジ、変更して、まずは黒を一足、製作しました。

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良い感じに出来たのでもう一足、今度は茶色でとのことで、2足目を製作しました。

2008年10月06日

外反母趾のお客様の製作例 

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重度の外反母趾で親指付け根が痛く、市販の靴はなかなか履けないということでした。外反母趾で親指の付け根や小指の付け根、その周辺が痛いと言うお客様の場合は、デザインと素材選びが大事です。パンプスやスリッポンのような幅を締め付けて履く靴は、どんなに工夫してもどこかに無理が出てきます。下の写真のように、紐靴やマジックベルト式の靴をお勧めしています。

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また、使用素材は、牛革の中でもやわらかくしなやかなカーフや、薄くて軽く、それでいて丈夫なカンガルー革などが最適です。痛い部分に縫い目や重なりがこない様に工夫して、設計、製作してゆきます。 (軽度の外反母趾で痛みも無い方はパンプス、スリッポンでも調整して製作可能です、まずはご相談ください。)  

2008年10月03日

ロングノーズ ストレートチップ

製作例 2    京都のIさん 男性
ファッション誌の写真を参考に、6穴、ロングノーズのストレートチップをご注文、
皮革もボックスカーフと言う高級皮革を使用し、底は半カラス仕上げに、コバはウエスト部分を丸く削る丸コバにし、スタンダードなデザインながら、細部の仕上げにこだわった靴です。
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男性ファッション誌からお客様のイメージする靴をピックアップ。
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細部のこだわりもファッション誌を参考に。
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底面を半カラス仕上げに。
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サイドのコバ部分を丸コバに。
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フォーマル靴の王道のストレートチップですが、素材や細部、フォルムにこだわった一足、エレガントに仕上がりました。
(参考価格¥75000円 内訳ボックスカーフ使用10000円UP・半カラス、丸コバ仕上げ¥5000円UP)